美容院は数あれど、自分に合った美容師に巡り会うのはなかなか難しいもの。クーポンや予約サイトで「良さそうかも」と行った美容院で「アレ?」と思う体験をした読者も多いのではないでしょうか。
そこで全国各地の美容院と取り引きのある企業の社員・Aさんに、ダメな美容師にありがちな特徴と、よい美容師を見分けるコツを教えてもらいました。
Aさんは、「持論ですけど、ダメな美容師にはいくつかのパターンがあるんですよ」と切り出します。「それはカットが下手とか、技術的な話ではなく、お客様とのコミュニケーションにおいてダメという意味なんですけど……」
一体どういうことなのでしょうか?
◆1)「いつもと同じで」に「わかりました」と答える“作業美容師”
「お客様から“いつもと同じでお願いします”と言われて“はい、わかりました”と返す美容師を、私は『作業美容師』と呼んでいます。これはつまり、“言われた通りにやればラクでいいや”と思って施術をするタイプ。
いくらお客様が“同じで”と言っても、季節も違えば服の流行もあるじゃないですか。それをまったく同じにしてしまうのは、たとえ技術があってもNG。極端な話、その人じゃなくてもいいということです」
逆に、よい美容師さんは“同じで”と言ったときにもう1歩踏み込んだ質問や提案をしてくれるのだそう。
「オーダー通りにできるのは“前提”であって、そこにプラスワンができるか否かが、よい美容師との境目になってくると思います」
◆2)リピート客をほったらかす“油断美容師”
ところでAさん、初めて行ったときはとっても丁寧だったのに通い続けるうちになんだか対応が雑になってくる美容師さんっていませんか?
「あー、いますね。それは『油断美容師』です。お客様がリピートしてくれていることに甘えて、作業をアシスタント任せにして、お客様の席での滞在時間が極端に短くなってしまうタイプです。
美容師自身は“このお客様とはもうコミュニケーションが取れている”と思っていますが、お客様からすると“なんかあっちのお客に比べてぞんざいに扱われている?”と不満に思っちゃいますよね。
逆に、デキる美容師は滞在時間をうまく調整しながらも要所をおさえたコミュニケーションが取れるんです」
◆3)見極めないで誰にでも勧めちゃう“うかつ美容師”
「美容師さんって本来は職人ですから、セールスが苦手な人が多いんです」と言うAさん。セールスってどういうことですか?
「美容院でトリートメントやヘッドスパの“キャンペーン”を勧められたこと、ないですか?
あれは美容師さん自身が“キャンペーン”という言葉に頼っているというか“キャンペーンはおトクなもの=お客様も喜ぶに違いない”という、単純な気持ちで発していることが多いんですよ。
でもそれって、お客様が本当に求めていることなのでしょうか。できる美容師は“この人にこのキャンペーンが必要なのか”ということを見極める。闇雲に勧められると、“押し付けられている”と感じてしまうお客様が出てくるのも仕方ないですよね」
◆…で、よい美容師はどこで見極める?
ダメ美容師の特徴を教えていただいたところで「どうしたらよい美容師に出会えますかね?」と、Aさんに聞いてみました。
「結局のところ、自分にとってコミュニケーションが取りやすい美容師さんというのが究極なのではないでしょうか。極端な話、技術がそこまででもないけど、コミュ力が高くて支持されている美容師さんもいらっしゃいますし……」
とはいえ、あまりコミュ力が高すぎても気後れしてしまうというか……。
「別にたくさんしゃべる美容師がコミュ力が高いというわけではないんです。口数は少なくても、お客様の何気ない一言を拾って、そこから新しい提案ができる人はよい美容師だと思います」
見極めポイントを参考に、次こそ運命の美容師に出会えるかもしれません!
【悩み】が本当に解決できるなら
やっぱり気になるし、やってみたいなあ。
こういう時は
体験ブログの口コミを参考にするのがベスト!ですよね
あまり悪い評判もないみたい
効果がでている人もいそうだから
やってみてもいいかもしれないな~
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