8場所連続休場の稀勢の里…吉葉山と重なる「もうひと花」に期待(夕刊フジ)

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【高嶋ひでたけのラジオ“秘”交友録】

 大相撲名古屋場所が始まった。大相撲人気は微動だにしていない。しかし一抹の寂しさを感じているのは私だけではないと思う。横綱稀勢の里が8場所連続休場となったからだ。横綱としては年6場所制になってから最多休場記録。果たして復活はあるのだろうか。

 個人的な思いだが、稀勢の里を見ていると、私が子供のころ熱狂した横綱吉葉山とダブってみえるのだ。吉葉山? 誰それ? と思う若い相撲ファンも多いと思うが、ちょうどテレビ放送が始まった1953(昭和28)年ごろに人気絶頂だった大関である。

 翌54(昭和29)年の初場所、吉葉山は全勝優勝を果たし念願の横綱に昇進した。千秋楽の日、東京に激しく雪が舞い、降りしきる雪の中の優勝パレードだった。吉葉山優勝の瞬間を近所の八百屋さんの14インチのテレビで見たのを忘れない。

 吉葉山も稀勢の里も遅咲きの横綱だ。吉葉山の場合、その後負傷に次ぐ負傷で休場も多く、ついに横綱昇進後満足のいく場所は一度もなかった。もちろん横綱としての優勝はゼロである。毎月購入していた相撲雑誌に登場する吉葉山のコメントには「必ずもうひと花咲かせる」という言葉が載っていた。

 来場所進退をかけて土俵に上がるという稀勢の里も当時の吉葉山と同じような心境ではないかと想像する。そして今さらながら、非情な勝負の世界の皮肉を思う。

 稀勢の里が新横綱の場所、12連勝で迎えた日馬富士戦で、日馬富士の一気の寄りで土俵下に吹っ飛ばされ胸筋を負傷。あれ以来、体調万全の場所はない。

 その日馬富士もすでに引退し、翌場所優勝を争った照ノ富士は今や力士生命も危うい状況だ。稀勢の里が胸中に秘める「もうひと花」を多くのファンが期待している。

こういうときはひとまず、
本当に実践した体験者の
口コミを参考にしたいですよね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

【賛否両論】意見がいろいろあるのも分かるけど

ちゃんと判断したいので
ネタバレやレビューを読んでると・・・

効果はもちろんだけど、
行き詰った時などメールサポート等は、
すぐに返事があってイイみたい。

サポートが【親切】って
購入者の多くが言ってるみたいだね。

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