【TV視てますか?】
映画『スティング』でポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは一世一代の大作戦を見事成功させた後、してやったりの気持ちを伝えあうのに、人さし指の先で鼻をシュッと1回こすってみせる。実にかっこよかった。
でも、白状すると、この映画を最初に見たときは、ロバート・ショウ演じるギャングのボスを狙った大仕掛けの「とどめの一撃(スティング)」作戦があまりに鮮やかすぎて、見ているこっちもボスと一緒に完全にダマされ、ポカーン状態。だけど、ダマされる快感にしびれてもいた。
フジテレビの月9『コンフィデンスマンJP』の古沢良太脚本は、初回の冒頭に『スティング』のあの一撃をなぞり、ニヤリとさせられた。長澤まさみが「緋牡丹お竜」ばりの女賭博師姿で現れ、片肌脱いで信用詐欺師仲間の東出昌大、小日向文世の2人とともに賭場の賭け金をそっくり頂戴してみせる。
『スティング』を未見の視聴者はおそらく全員がいきなり、きれいにまんまとダマされたに違いない。
その初回は「ゴッドファーザー編」(傑作!)だった。公開中の映画『孤狼の血』で組の若頭役をこわもてで演じている江口洋介が、ドラマで一足先に格上の「ゴッドファーザー」に。こりゃ“ダマしがい”がある。江口が大金を持ち込むマニラ便の旅客機をまるごとダマシの舞台にする映画並みの大仕掛け。しかも、ヒネリにヒネッたストーリー。で、長澤はCAに変身。これがまた似合う。
次いで吉瀬美智子で「リゾート王編」、石黒賢で「美術商編」、佐野史郎で「映画マニア編」、かたせ梨乃で「スーパードクター編」、内村光良で「古代遺跡編」…と、古沢は1話完結でいろんな業界の憎たらしい親玉どもをダマしにダマしてみせる。合わせて視聴者もダマしにダマし、しびれさす。
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